WiFiのネットワーク名とパスワードを変更する方法
WiFiは日常でどこでも見つけることができ、複数のWiFiが同じ場所で検知できることも非常によくあります。WiFiネットワーク名としては不適切なものや、デフォルトの安全ではないパスワードを使用しているネットワークもあります。
そこで当記事ではお使いのWiFiのネットワーク名とパスワードの変更方法をご紹介します。
WiFiのネットワーク名を変更する方法
WiFiのネットワーク名(SSIDまたはサービスセットアイデンティファーとも呼ばれます)を変更するには、まずはお使いのWiFiのアドミンパネルにアクセスする必要があります。
お好きなブラウザにルーターのIPアドレスを入力します。以下でルーターのIPアドレスの見つけ方を学びましょう。
アドミニストレーターにログインします。
設定に移動し、”WiFiネットワーク名”または”SSID”の項目に移動します。
新しいWiFi名を入力します。
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すべてのプラットフォームでルーターのIPアドレスを見つける方法
WiFiルーターのデフォルトIPアドレスを見つけることは、その管理設定にアクセスするために不可欠です。ほとんどのルーターにはデフォルトIPアドレスがあります。例えば192.168.1.1、192.168.0.1、または10.0.0.1ですが、これはメーカーによって異なる場合があります。
WindowsでルーターのIPアドレスを見つける方法
Windows PCでルーターのIPアドレスを見つけるには、コマンドプロンプトを開いて「ipconfig」と入力します。「デフォルトゲートウェイ」をネットワーク接続の下で探します。これがルーターのIPアドレスです。
MacでルーターのIPアドレスを見つける方法
システム環境設定に行き、「ネットワーク」を選択し、WiFi接続を選んで「詳細...」をクリックします。開かれたウィンドウに「ルーター」の隣にルーターのIPアドレスが表示されます。
スマートフォンでルーターのIPアドレスを見つける方法
スマートフォンの場合、プロセスはオペレーティングシステムによって異なりますが、通常はWiFi設定に行き、接続しているネットワークをタップし、「ルーター」または「ゲートウェイ」としてリストされているルーターのIPアドレスを見つけることが含まれます。識別されたら、このIPアドレスをお気に入りのWebブラウザに入力して、ルーターの管理コンソールにアクセスできます。
ルーターにログインする他のオプション
多くの現代のルーターでは、ユーザーが数値のIPアドレスを入力するのではなく、URLを使用してログインできます。これはしばしばフレンドリーURLと呼ばれ、標準のIPベースのアクセス方法に代わるものとして設計されています。これらのURLは覚えやすく、使用しやすいように設計されています。
Netgear、TP-Link、Linksysなどのメーカーは、ルーターの管理コンソールにアクセスするプロセスを簡素化するためにフレンドリーURLを提供しています。
- Netgear:通常、http://routerlogin.netまたは http://routerlogin.com をナビゲートすることでNetgearルーターの設定にアクセスできます。これらのURLはログインページに直接導き、そこで管理者の認証情報を入力できます。
- TP-Link:TP-Linkルーターの場合、URLは通常 http://tplinkwifi.net または http://tplinklogin.net です。これをブラウザに入力すると、ルーターの管理パネルのログインインターフェイスが表示されます。
- Linksys:Linksysルーターは通常、設定にアクセスするためのURLとして http://myrouter.local を使用します。このURLはLinksysインターフェイスに導き、そこでネットワーク設定を管理できます。
ルーターのネットワークに接続されている間にWebブラウザのアドレスバーにURLを入力すると、ログインページに到達し、そこでユーザー名とパスワードを入力してルーターの設定にアクセスできます。
これらのURLを通じてルーターにアクセスする際に問題が発生した場合は、ルーターに付属のドキュメントを確認するか、最も正確でモデル固有の情報を得るためにメーカーのウェブサイトを訪れることをお勧めします。
モデルに関連付けられた特定のURLについては、ルーターのマニュアルまたはメーカーのウェブサイトを参照することが重要です。URLはブランドやルーターのモデルによって異なる場合があります。
適切なWiFiネットワーク名とは
WiFiのネットワーク名はWiFiの使用にあたり全く関係のない項目とお思いの方は非常に多く、それゆえに”hack me”や"WillUmarryMe?"、”Top Secret network”、 ”Drop it like its Hotspot”など、面白いWiFiネットワーク名も時々見かけることがあります。WiFiネットワーク名はパスワードに比べてこそ重要度は劣りますが、ネットワーク名の違いで安全性が大きく変化します。具体的な例を以下で紹介します。
ヒント 1個人情報を含まないこと:ご近所の方の苗字や番地がネットワーク名に表示されているという経験はありませんか。WiFiネットワーク名に個人が特定できる情報が含まれているとわかりやすい反面ハッカーからの特定が非常に容易になり、狙われやすくなってしまいます。
特殊なソフトウェアを使わずとも持ち主の特定できるネットワークは、彼らにとっての格好の餌食です。また、隣人にもネットワーク名が知られているため無断で使用されるリスクなども存在します。個人が特定できるようなWiFi名への変更は避けましょう。
ヒント 2公共のホットスポットのように見える名前を避ける:WiFiの名前を、有名な公共ネットワークのホットスポット名と同じにしてしまうユーザーも多くいます。
”McDonald's WiFi”や”Softbank WiFi”などという名前にすることは、個人の特定こそ避けることができますが、無料WiFiを探しているユーザーからの予期せぬログインのリスクを大幅に増大させます。パスワードが破られずとも接続を試みるだけでルーターは電波を消費します。
それだけでもパフォーマンスに影響を及ぼしたり、データの残量が減少するといった事態が発生します。
ヒント 3常識的な名前を使用すること: WiFiネットワーク名ジェネレーター のようなユニークなWiFi名を自動でつけてくれるウェブサイトや 面白いWiFiネットワーク名一覧 などに感化され、思わず笑ってしまうようなネットワーク名をつけたいとお望みかもしれませんが、これらは確実に避けてください。
WiFiネットワーク名は誰でも見ることができるため、非常識なネットワーク名は使用するべきではありません。2018年にメルボルン発のカンタス航空機に”Mobile Detonation Device (携帯爆破装置)"といったネットワーク名を持った乗客が搭乗し、そのネットワーク名のせいでセキュリティーチェックが再度完了するまで飛行機が離陸できないといった事態も発生しています。WiFiのネットワーク名が不適切であることは、思っている以上の影響を与える可能性があるのです。
WiFiのパスワードの変更方法
お好きなブラウザにルーターのIPアドレスを入力します。
アドミニストレーターにログインします。
設定に移動し、”セキュリティー”の項目に移動します。
セキュリティーの高いパスワードを入力します。
新しいパスワードを入力したら、ルーターを再起動させます。パスワードを変更した場合、お使いのネットワークへのアクセスが遮断され、新しいパスワードを再度入力してから接続が可能になります。
結論
WiFiネットワーク名とパスワードは想像以上に重要な要素となります。上記で紹介した変更方法を元に、WiFiネットワーク名とパスワードを安全で適切なものに変更しましょう。
”McDonald's WiFI” などといったWiFi名はダウンロード、アップロードスピードの低下を招きます